この部屋でよく読まれている一篇
子どもを持たないと決めたのに、寂しくなる日がある
姪の卒業祝いに、昔の写真を何枚か送ってほしいと妹から連絡が来た。 四十八歳の里穂は、棚の奥からアルバムを出した。海辺で砂のついたおにぎりを持っている写真。水族館の大きな水槽より、足元の排水溝を熱心に見ている写真。小さかった姪の横には、今よりずっと若い自分も写っていた。 何枚か撮って送ると、妹からすぐ…
この一篇を読む変化の途中で立ち止まりたいときの部屋です。
まだ届いている言葉はないよ。
何も書かず、読むだけでも大丈夫です。